【満員御礼】ハワイアンジュエリー習得講座
午前の部はジュエリーデザインについて
午前の部では、まずハワイアンジュエリーのルーツやモチーフに込められた意味などデザインについてのお話で始まりました。ルーツとして紹介されたのは、2つのブレスレット。ホオマナオ・マウと刻まれたブレスレットとアロハ・オエと刻まれたブレスレットです。 それぞれのブレスレットがどんな経緯で誕生したのか、文字込められた願いについて説明していただきました。起原を知ると普段みているジュエリーも特別に思えてくるから不思議です。 次に、ハワイアンジュエリーに使われる代表的な模様(モチーフ)についてのお話がありました。波、ハイビスカス、プルメリアなどにどんな素敵な意味が込められているのだろうと思ったのですが、驚いたことに、本場ハワイではモチーフに意味を込めるといったことはあまり無いとのこと。 おそらく、日本人が独自に意味づけをしている可能性が高いのではないか?というお話がありました。意味付けをするのは、私達日本人の特性なのかもしれませんね。 もう一つ印象的だったのは、よく間違えるモチーフデザインです。プルメリアを、人によってはハイビスカスのデザインと間違って紹介をしていることもあるようです。なぜ、そんな勘違いをしてしまうのか?三村さんにデザインの成り立ちから教えてもらうことで、なるほど〜と膝を打つような発見がありました。プロが使うタガネ、彫りのコツについて
デザインが終わった後は、より彫るための実践的な内容になります。まずは、タガネについて紹介がありました。 プロのエングレーバーが、どんなことに気をつけてタガネを選んでいるのか。使いやすいタガネにするためには、何に気をつけるのか。タガネが欠けづらくなるちょっとした工夫など、何年も積み重ねてきた経験から導き出されたお話は参加者の方がこれから取り組む上でとても役にたつ内容でした。 次にいよいよ彫りのテクニックについてです。綺麗なデザインを書くためにのバランスのとり方。描いたデザインをどのような順番で彫っていけば仕上がりがよくなるのか?など、完成されたジュエリーを見るだけではわからないジュエリーの成り立ちをステップバイステップで教えていただきました。これらを知ったただけで、完成度の高さをあげられると参加者の方は思われたに違いありません。午後の部はグレーバーマックスを使った実践
午後の部は、グレーバーマックスを使った実演が行われました。まず、三村さんが様々なハワイアンジュエリーのデザインを彫っていきます。実際に彫るところを見ることで、タガネの傾き加減や最後にちょっと刃先を跳ね上げるような細かなテクニックも見ることができました。 そして、最後はグレーバーマックスを使った彫りの体験です。グレーバーマックスを持っている方はほとんどおらず、多くの方にとって使い心地を試せる良い機会になったと思います。 三村さんは普段からグレーバーマックスを使っておられて、「これが無いと仕事にならない。これがあることで、何倍も彫りの技術習得が早くなった」と、おっしゃられたことが印象的でした。 理論から実践まで一通り学ばれて参加者の方の満足度の高かったハワイアンジュエリー講座。 最後に参加者の感想をいくつかご紹介します。 デザインの構成方法など細かい点が聞けてよかったです。 H.K.様 ジュエリーについてほぼ知識0で参加したが、わかりやすく楽しい yucca様 ここまで彫り方彫り順をくわしく教えていただけると思いませんでした。とても勉強になりました。ありがとうございました!!楽しかったです!! N.M.様 などなど、とても満足度の高い講座になりました。優先案内について
今回、急遽開催のご案内を出したので日程も合わなかった方もいらっしゃったかと思います。 そこでもし、あなたが次回開催されるのなら参加してみたい!と思っているのなら、優先的にご案内をさせていただこうと思います。 優先案内にご興味のある方は、以下のお問い合わせフォームから お問い合わせ内容は「その他」を選択して ご用件に「ハワイアンジュエリー優先案内希望」とご記入ください。 次回開催が決まった際には、まずご案内させていただきますね! 問い合わせフォームはこちら PS 今回の講座もおかげ様で満席でした。今後の洋彫り、ハワイアンジュエリー講座も満席になってしまう可能性がありますので、ご興味がある方は先行案内希望のお申し込みをオススメします。